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悠冴紀のコトバの欠片
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詩『それでも我等は・・・・・・』
我等は多くの主張を生み出し 多くの主張の亡骸を見る それでも我等は生きている それでも我等は生きていく 我等は何かを求めて闘って 求めた何かに裏切られる それでも我等は生きている それでも我等は生きていく 怒りと嘆き 絶望と虚脱 ...
悠冴紀
2019年8月10日
閲覧数:13回


遥かカナダに想いを馳せて
帰りたい あの場所へ すべてを置き捨てて 帰りたい エメラルドグリーンの湖と 歴史を物語る鮮やかな地層 透明な風と 深緑の針葉樹 生まれて初めて 憎しみを忘れた 生まれて初めて 疑いを忘れた 帰りたい カナダへ ...
悠冴紀
2019年5月3日
閲覧数:27回


救 済
私が最も救いを期待したとき 求めた救いは私に背を向けた たぶんそれで良かったんだ おかげで私は立ち方を覚えた 自分で考える機会を得た 私に最も救いが必要なとき 私はもう救いを期待しなくなっていた たぶんそれで良かったんだ おかげで私は歩き方を覚えた...
悠冴紀
2019年1月17日
閲覧数:5回


詩『私の中のラグナロク』
貴女は私のすべてだった 過去の私にとってのすべて 家族愛に恵まれなかった私の 家族代理 導く者を得なかった私の 教育者代理 欠落の多い私の半身を担う 自己代理 すべてを共有できた 絶対の親友 貴女一人いれば 他には誰も要らなかった 〝貴女に愛される人間〟を目指し...
悠冴紀
2018年12月28日
閲覧数:25回

巡礼~廃墟の蛍
荒野から荒野へ
廃墟から廃墟へ
誰も訪れなくなった場所を訪れ
乾いた風景を眺め歩く
そこはかつて川のあった場所
あとから塗り込められた灰色のコンクリートも
今は朽ち果て さながら墓地の佇まい
川辺を舞っていたあの蛍たちは
一体どこへ消えたのか・・・
二度とは戻らぬ夏の灯火
悠冴紀
2017年6月17日
閲覧数:23回
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