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悠冴紀のコトバの欠片
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RAIN
雨を受ける 雨傘をたたんで 両手を広げ グレーの空を仰いでいる 腕に 髪に 頬に 雨粒が弾ける 地球と共に雨を感じる 自然の恵みに潤っていく 両手をかざして舞っている 心地よい激しさで 打ち付けては流れゆく雨水に目を細め 全身で雨を受け容れる ...
悠冴紀
2016年4月13日
閲覧数:12回


枯れた大地に
そこには楽園があった 知られざる楽園が 風にさざめく黄金色の森 世界を包む銀色の空 虫たちのささやかなコンサート すべては太陽のもとに── そこには楽園があった 知られざる楽園が そこですべては帰っていく ガラスの瞳は野生に帰り 発する音は大気に溶け...
悠冴紀
2016年2月16日
閲覧数:10回
「風」
風はいつも冷静で どんなにうまく自分を隠しても 思いのすべてを見透かしてしまう 風を冷たく感じるとき 自分は風より温かく 風を温かく感じるとき 自分は風よりも冷たい 風はすべての人間に平等に吹く 人がまるで檻の中で凍える獣のように冷たいとき ...
悠冴紀
2016年2月4日
閲覧数:15回


雪
しんしんと
雪が降る
しんしんと
しんしんと・・・
色という色が白さに溶け
大気が 光る結晶を散りばめていく
音という音が静けさに溶け
大地が 厳かに吸い込んでいく……
悠冴紀
2016年1月29日
閲覧数:17回
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