悠冴紀のコトバの欠片
京都水族館のサメたち
※ 最終来館日2016年12月8日
泳 蘭
まずは京都水族館随一の美魚、
永楽鱶(メジロザメ目ドチザメ科エイラクブカ)の泳蘭をご紹介します▼
ヒラヒラと優雅になびくレースのような大きめのヒレと、
白ヘビのようにスラッと長いしなやかな体つき、
面長でツンと尖り気味の吻 ✨
この子はまさに、水槽に咲く一輪の花 ☆彡
なので泳ぐ蘭と書いて、「泳蘭(エイラン)」と名付けました ♬
(👆ようするに、私が勝手に呼び名をつけた σ(^^;) m(_ _)m
水族館でも花形の存在であるイルカやアシカやペンギンとは違い、
水槽内にウジャウジャといるこういう小型種の鮫には、
個体別の名前はないだろうと思いまして……泣)
見る度ウットリと見惚れてしまうこの色白のエイラクブカ(←成長しても1.2m程度とされているので、この子はかなり大きい個体です)。京水の大水槽には他にも複数同種のサメがいますが、一際目立つ眩しい存在です!!
🎥 泳蘭はその泳ぎ方にも特徴がありますので、是非動画でもご覧ください!
力強く水を斬ってギューンと前に直進するのではなく、ヒラリヒラリと横揺れしながら、
ヒレの美しさを披露しているかのように、ゆったりと軽やかに舞う優雅な泳ぎです▼
ところで、私がひいきにしているこの泳蘭には、夫らしきパートナーがいます!!
いつも泳蘭の少し後ろについて泳いでいる色黒のエイラクブカで、泳蘭と同じく私が京水通いを始めた当初からずっと同じ大水槽にいました。サイズも泳蘭と同じくらいの立派な成魚。鼻先が上向きにシュッと反っている泳蘭とは違い、キリッと顎を引いたような感じの顔立ちで、サメらしい強面の魚前です(笑) 📷 まずは画像でご覧ください▼
── ね?
照明やカメラの露出の加減で、体色が泳蘭に近いペールグレーに見えることもありますが、目立って色白でしなやかな泳蘭に比べると、かなり色黒で、全体に筋肉質で締まりのある感じの男前……いやいや、魚前でしょう?(笑)
わざわざ「男前」から「魚前」へと言い換えたのには、それなりに理由があるんですよ。
実は、この子、泳蘭の夫どころか、本当に雄♂かどうかも定かではありません💧
お腹側を見れば雄か雌かの区別がすぐにつくんですが、いつも水槽の隅っこや下の方を泳いでいるため、今までのところ、ちゃんとお腹側を見られたためしがありませんm(_ _)m 数年前に撮った動画で確認しようとも思ったんですが、絶妙に映っていないんですよ、雄雌判別するために必要なお腹側の下半分がw
そんなわけで、ひょっとすると見かけに寄らず、泳蘭と同じ雌♀という可能性もあるんですが A^_^;、二尾揃って寄り添いながら泳ぐ様をご覧いただければ、私がこの子を泳蘭の夫に違いないと思った理由も、納得していただけるのではないでしょうか?
そんなわけで、お次はツーショットの証拠写真です▼
いかがですか~?
ホントに夫婦っぽい、お似合いのカップルでしょう?(^^♪
色黒の方が本当に雄かどうかは、そのうちに機会があれば確認しておくとして…… A^_^;
これだけはきっぱりと言っておきます!!
エイラクブカはドチザメと並んで、色んな水族館で見かける定番の小型鮫ですが、
京都水族館の大水槽にいるこの二尾ほど見栄えのする個体は、他にいません!! ☆彡
少なくとも、私がこれまで見てきた中では、この二尾を超える美形は他にはいませんでした。
まさに絶世の美魚!!💖 ✨(笑)
皆様も お見知り置きを!!( `・∀・´)ノ ヨロシク
ではそろそろ、他のサメたちもご紹介しましょうか♪▼
トラザメ
トラザメ | トラザメの卵 | トラザメ稚魚 |
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トラザメ親子と卵 | トラザメの卵 | トラザメの卵と稚魚 |
トラザメの稚魚 |
ホシザメ
背中側のドット模様が、
まるで空に散りばめられた星のよう☆彡
ペットにしたい小型の安全種です♪
ナヌカザメ
右端の画像は、卵です↘
トラザメの卵と同様 巾着のような形をしたこのナヌカザメの卵、
透明感のあるその神秘的な姿から、『人魚の財布』とも呼ばれています。