Hi、皆さま! 本日は24日に訪れた奈良県明日香村の彼岸花日記です♪ とは言え、今回は彼岸花だけでなく、コスモスなど他の秋の花も色々と
撮ってきたので、「彼岸花旅」ではなく「花旅」と題しておきました。 私は彼岸花以外の花の名前は全然わからない花オンチなので、 言葉少なに写真のみでのご紹介、いわゆるフォト日記になりますが、 ご了承ください m(_ _)m ← サメ以外の魚の名前が全然わからないのと同じですね A^_^;
でももちろん、主役はやっぱり彼岸花♪ いざ行ってみると予想していたより色んな花が咲いていた とは言え、元々彼岸花目当ての飛鳥再訪でしたからね~♪ さて、その主役の花の今年の咲き具合はといいますと。。。▼
ご覧の通り、当たり年の豊作で、満開でした!!! 🎉 …… と言いたいところだったのですが、 実はこれ、村内で所々に群生しているのを見つけて、やっとのことで撮ってきた写真の一枚。
一見満開のように見えても、近づいて見ると すでに枯れかけだったり、周りの他のところは
大して咲いていなかったりで、例年に比べるとイマイチな結果だったのです (;一_一) 不作だったのではなく、たぶん今年は涼しくなるのが早かったから、彼岸花の開花も前倒しになって、私が行った頃にはピークを過ぎてしまっていたのでせうw ここ数年は記録的な猛暑や長引く残暑で、彼岸花の開花時期がどんどん遅れて月末近くにピークを迎えることが多くなっていたので、今年も遅めの時期を狙って行ったのですが、ちと狙いすぎたようで、外してしまいました(汗)
私がこの日を選んだのは、開花時期の問題だけでなく、連休も関係していました。彼岸花シーズンにして連休となると、普段は静かな明日香村も、異例の大混雑になることが目に見えていたので、シルバーウィークをあえて外し、連休直後の平日狙いで行ったのです 🚙 💨 人混みに巻かれず、本来の明日香村らしいゆったりとした空気感の中で花旅をしたい、という私たち(← 今回は友人と二人で車で行きました 🚘 )の希望通り、他の多くの旅人たちが去ったあとの静かな風景を、要所要所で貸し切り状態で堪能できましたが、残念ながら、連休中に休みなく開店していたと見られる人気のお店が、軒並み閉まっているという不運もありました! Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン(← 臨時休業ってやつですw)
「せっかく明日香村を再訪するからには、ついでにここに寄ろう。あの店にも久々に立ち寄ろう♪」と、あれこれ計画していたというのに…w 全く、ままならんものです、ハイ (;一_一) 求めた静けさの代償ですねw
明日香村へやってくるのは、ちょうど1年ぶりぐらいでしょうか。。。 ある時期、年に3~4回も明日香村入りしていたことがありましたが、休日ごとに 水族館巡りをするようになってから、しばらく遠のいてしまっていました A^_^; 残念ながら曇り時々雨、という感じで、天候にも恵まれませんでしたが、 台風の直撃など大きな障害はなかったし、今思うとピーカンよりはマシだったかな、と思います。
それはそうと、今回の第一目的が彼岸花なら、第二目的はこの岡寺でした☝ 自転車も乗れないほど長くて急な坂道を、延々登っていかなくてはならない山の中腹にあるスポットですから、もしカンカン照りだったなら、途中でバテてしまっていたことでせう A^_^; とは言え、曇り空のこの日でも、一緒に行った友人の方は、坂を登り切ったあたりで燃料切れのような状態になっていましたが… (~_~;) ちなみにこの岡寺、正式名は龍蓋寺といって、元々は飛鳥の地を荒らす害獣の部類だった龍を、大きな石の蓋で池に封じ込め改心させたという言い伝えに由来しています。龍の厄難を取り除いたことから、日本最初の厄除け寺としても知られている、西国三十三所第7番札所です。 詳細はこちらの公式HPでどうぞ → 岡 寺
ところで皆さん、私が岡寺を訪れたのはこれが二回目で、以前にもチラと日記に書いたことがあるのですが、覚えていますか? ▼ ⇒ 2013年9月の飛鳥旅日記 そうです!
境内に黄色い彼岸花が咲いている!と私が感激していた あのお寺ですよ♪♪ 今年も出会えました! それも、前回訪れたときには2~3本まばらに咲いているだけだった黄色系彼岸花が、ゴージャスに群生しまくっていたんです !! ▼
時期が一足遅くて、すでに枯れ姿のものも多く見かけましたが、蕾も同じくらいの本数を見かけました。私が最初に岡寺を訪れてからの ここ2年の間に、飛躍的に球根分化が進んだようですね!! 土地に馴染んで根を張った証拠です ♪♪ 👏
これなら来年以降も、見事な群生を期待できるでしょう ☆彡 今度は もう少し早い時期に見に来ようと思います、ハイ 🌺
彼岸花以外だと、ダリアも見事に岡寺境内で咲いていましたよ ▼
葉っぱも小枝もない太い茎の先で 放射状に花びらを開く彼岸花も、さながら逆さシャンデリアのようでゴージャスなんですが、これも彼岸花に負けず劣らずな大輪ですね!!\(◎o◎)/ ボン!!と豪快に開いた花が、なんとも言えず存在感がありました。支えるのに苦労する、ずっしりと重みのある顔、って感じですね A^_^;
そうそう。2013年の日記では、岡寺で一つやり残したことがあるので、いつか再訪してリベンジしたい、みたいなことを書いていましたが、今回はそれを宣言通りに果たして参りました!!(← 有言実行型 f^_^;) それが下の画像 ▼ の奥の院(彌勒堂)の中に入って、洞窟の奥にある石仏を拝んでくることです。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、
ここ、けっこう暗くて妖しげで、怖がりな人なら背中がゾクッとするような霊的なムードの漂うスポットなんですよ A^_^; 何しろここは、お墓もあるお寺ですから、妖怪展どころではない本物の肝試しです(笑) 友人は中に入る勇気がなかったのか、出入り口のあたりで突っ立ったままだったので、私一人で奥まで入りました。 ゴツゴツとした岩の中を通り、石仏の間近へと……。 厳かで不気味なお堂の造りに反して、奥に佇む弥勒菩薩の石仏は、実に穏やかな
表情をしていて、優しげに見えました。なんとも言えず、不思議な空間でした。。。
拝めてよかった~ (*´ω`) 💨
── さて、それでは、旅も終盤の飛鳥寺へ。
飛鳥寺から徒歩数十秒程度の位置に、入鹿の首塚があるん
ですが、この日は誰かが首塚に彼岸花を活けてくれていました ▼
通常、彼岸花は禍々しいイメージで見られたり、雑草と同じような扱いだったりで、こういうところに備えるべき花ではないと見なされがちなので、なんだか嬉しくなりました♪ 正統派なイメージからは程遠いものの、だんだんと市民権を得てきたんだなぁ…… と(笑)
首塚を後にすると、 私たちは道々村内の彼岸花を眺めながら、 お決まりのコースで最後の目的地、亀石へと向かいました。 これまでの飛鳥旅日記でも何度か紹介してきましたが、 石舞台や飛鳥寺などの主要スポットからは少し外れた場所にある石造物の一つ。 ここ、彼岸花観光をする上で、とっておきの穴場なんですよね~♪♪ この時期に誰かと一緒に明日香村を訪れると、ついつい紹介してあげたくなります ☆彡
他のすっかり観光地化された名所とは違って、村の日常風景の中に紛れ、ひっそりと佇んでいる感じが、また絶妙~にいい味出してるんですよね ( ´艸`) 明日香村らしい空気感を一番よく味わえて、ここに来るとホッと落ち着けます☆彡
そしてもちろん、主役の彼岸花も、期待通りの場所にちゃんと咲いていましたよ~♪
今年もまた、亀石の脇腹のあたりで ひしめき合い、所狭しと群生しておりました ▼
亀石の陰で直射日光を避けられるため、 毎年ここが一番最後まで咲いているんですよね~♪
ご覧の通り、まだ開花前の蕾の状態なのも いっぱいありました。 皆様も、彼岸花の開花時期に出遅れて、他の場所がピークを過ぎてしまった頃に明日香村入りしたときは、是非この亀石のあたりを訪れてみてください。亀石周辺の畦道にも見事に群生していますし、亀石の下にビッシリと生えていますから。亀石に寄り添いつつ、斜め向きでも気にせず咲き誇る逞しい彼岸花たちが(笑)
※フォトアルバムはこちら ▼
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