● ペレスメジロザメ
メジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属
(学名:Carcharhinus perezi / 英名:Caribbean reef shark)
私がまだ鮫の種類をメジャーな数種しか区別できなかった頃から、色んなサメ画像を漁って見比べる度、「私好みの鮫、キター!!\(◎o◎)/ これ、何鮫!?? そこそこ大きい部類なのに、目があどけなくてめちゃくちゃ可愛い! これまで見た中で一番気に入った(´艸`*)」と萌えまくって選ぶ画像が、毎回決まってこのペレスメジロザメでした。
メジロザメ系は専門家でも区別が難しいと言われるほど、外見的特徴に大きな違いのない似た容姿の鮫が多いんですが、私は毎回無意識に顔立ちだけでピタリとこの種を選んでいたんですよね f^_^; こりゃもう、一番のお気に入り種と認めるほかありません (笑)
ちなみにカリブ海では、最近このペレスメジロザメとの触れ合い体験ができるシャーク・ダイビングが人気です! いつの日か、こんな風に 👇 山ほどのペレスちゃんに囲まれて、鼻先を撫で回したいです!笑
● アオザメ
ネズミザメ目ネズミザメ科アオザメ属
(学名:Isurus oxyrinchus / 英名:Shortfin mako)
パワフルでスピーディなハイジャンパー。 メタリックな光沢具合がたまらない!
個人的にはサメ界一、いや、魚類一美しく完成されたボディを持つ 端正な魚前だと思っています💘 笑
● ニタリザメ
ネズミザメ目オナガザメ科オナガザメ属
(学名:Alopias pelagicus / 英名:Pelagic thresher)
▲Sydney premium fishing charters.com より
スタイル抜群のシルエット美魚! 長い尾びれを鞭のように振りかざして獲物をバシッ!と仕留める独特の捕食方法も、大きな魅力の一つです。あと、もう一つのチャームポイントとして、大きな真ん丸の瞳が、猛烈に可愛くて萌えます!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 他の鮫愛好家の人たちの間でも、このニタリは特に人気が高く、皆の憧れの的というか、一種アイドル的な存在と化しています (^_-)-☆
● カマストガリザメ
メジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属
(学名:Carcharhinus limbatus / 英名:Blacktip shark 等)
一切の無駄の省いた こういうシュッと締まりのある体型&顔立ちが、シュミのタイプなんですよねー! 昔から私が「これぞサメ!」と思い描いてきた通りのオーソドックスなメジロザメ系のフォルムで、鼻先の尖り具合や目つきの鋭さが最高にダンデーです!( ´艸`)
ちょいとそこのイケサメさん、私と付き合ってくださいな 💖 (笑)
ちなみに、このカマストガリザメとよく間違えられる類似の種にハナザメがいますが、私はそちらも大好きです!!(← 須磨海浜水族園には、今そのハナザメがたくさんいます!) 私の主観ですが、カマストガリはハナザメに比べると体高が高くてガッチリした体型なので、男性的な印象があるのに対し、ハナザメの方はよりスマートで優美な体型をしていて、女性的な印象があります。見分けるポイントは臀ビレの模様。ハナザメは臀ビレが黒いのに対し、カマストガリザメは模様がなくて白いです。英名はカマストガリの方が「ブラックチップ」なんですけどね (^^;)
● ホホジロザメ
ネズミザメ目ネズミザメ科ホホジロザメ属
(学名:Carcharodon carcharias / 英名:Great white shark)
やっぱりこれは外せない!
抜きん出た戦闘力を誇る、狡猾でダイナミックな孤高の戦士! 天敵のシャチにはさすがに勝ち目なしで喰われてしまいますが、戦いにおいて勝ったの負けたのというだけではない特別な魅力で、畏敬の念を抱かせてくれる海の王者です! まず生き様が雄々しすぎる!💨
●シロワニ
ネズミザメ目オオワニザメ科シロワニ属
(学名:Carcharias taurus / 英名:Sand tiger shark、Grey nurse shark 等)
▲アクアワールド大洗で撮影してきたシロワニ
見た目の迫力じゃホホジロにも負けていない、貫禄No.1の超強面ギャップ王!(笑) 個体にもよりますが、外見上は、冥界から迷い出てきたのか???と思うような、闇深くて厳かで重々し~い存在感を放っています。象徴文学風にいうと、「黄泉の国の門番」とか「古代の神々に仕える深海の使者」みたいな印象で、神話上の登場生物チックな存在感です (^^;) 生息域は「深海」と呼べるほど深くないんですけどね 💦
とは言え、身体の側面にある岩陰の擬態のような独特の模様が個性的で綺麗だし、見た目に寄らず害のない大人しい性格なのが、何やらツンデレキャラっぽくてツボなんです(笑) また、兄弟分との共食いに始まる 切ないほどに過酷なその生態に目を向けると、本来はホホジロと変わらないくらい弱肉強食の世界の一員だったはずなのに、いつしか内に秘めた危うさと折り合いをつけて、あえてひっそりと暮らす道を選んだ「スネに傷ありの泳ぐ哲学者」、みたいな達観したキャラ性を妄想させてくれます。(← ここまでくると、もうホントにミステリー小説風の妄想の世界ですが:笑)
あ、余談ですが、須磨海浜水族園のシロワニ(← 七本鮫伝説の残る伊勢神宮の別宮『伊雑宮〔いざわのみや〕』にちなんで、伊雑宮殿下と名付けた個体:笑)は、私の心の恋人です (´艸`*)
● カグラザメ カグラザメ目カグラザメ科カグラザメ属
(学名:Hexanchus griseus / 英名:Bluntnose sixgill shark)
以前見たNHKの番組「謎の海底サメ王国」で、巨大なカグラザメが、海底を司る主のような堂々とした風格で登場してくる場面を見て、一目惚れしました(笑)
食料の乏しい深海で、同じ獲物(← 確か撮影用に投げ入れられた鯨の死肉か何かだったと思います)を狙う他の生物たちを追い払って独り占めするのかと思いきや、むしろ、落ち着き払った仕草でおもむろに獲物を一噛みしたあと、まるで周りの生き物たちに分け与えようとでもしているかのように、ただひたすら周囲を旋回して、皆が無事に食べ終わるまで見守っている感じでした。
カグラザメより身体も顎も小さい他の生物たちでは、自力で噛み砕けないほど硬くて大きな食料が、カグラザメの強靭な一噛みで耕されて、多くの生命が明日を生き延びるための糧を得る。そんな予想外の共生の光景が目に焼き付いて、「そうだ、きっとこれこそが自然界におけるサメの本当の立ち位置。最上位の捕食者でありながら、人間目線で描写される映画の悪役イメージなどとは違って、むしろ大局的には生態系のバランスを保ち、海の未来、海の健康をも守るという重要な役割を担う存在。敬意を払うべき存在だ」と再認識させられました。
そんなわけで、カグラザメは私にとって、心の鮫神様となったのでした (-人-) (^^;) ← 無神論者の無信仰者ですが、鮫だけは崇めていたい(笑)
● フジクジラ
ツノザメ目カラスザメ科カラスザメ属???
(学名:Etmopterus lucifer / 英名:lantern dogfish)
暗い深海で敵の目から自分のシルエットを隠すべく発光する、カウンターイルミネーションという機能を備えています。何故か名前は「クジラ」ですが、Whale Sharkという英名を持つジンベイザメや文字通りのクジラのような巨体をしているわけではなく、むしろ成長してもマックス40㎝程度にしかならない小型の鮫です。死んだら真っ黒になってしまいますが、生きているときには綺麗な藤色の体色をしているそうです。ちょっと抜けた表情でピカっと光る姿が、何やらお洒落で可愛いんですよね~(≧▽≦)
願わくば、リアルな等身大のペンライトを商品化してほしいです!(笑)
ちなみに、分類のところに「???」がついているのは、研究者の間でもこのフジクジラを含むカラスザメ系の鮫々の分類に関して、意見がわかれているというか、長い間同種だと思われていた標本が実は別種であることが最近になって判明したりして、混沌としている模様なのです。そんなわけで、一応クエスチョンマークをつけておきました (;^_^A
● ラブカ
カグラザメ目ラブカ科ラブカ属
(学名:Chlamydoselachus anguineus / 英名:frilled Shark)
ミツクリザメやノコギリザメも甲乙つけがたいくらい好きなんですが、迷いに迷ってこのラブカを選びました f^_^; 私が海遊館で撮影してきたこの標本画像 👆 だけでは伝わりづらいかもしれませんが、エメラルドグリーンの大きな瞳が神秘的で綺麗だし、全体にちょっと抜けた感じの顔立ちと不安定な泳ぎ方が、妙に癒し系で笑えます。ようするに、キャラの面白さで勝利しました(笑)
● エイラクブカ
メジロザメ目ドチザメ科エイラクブカ属
(学名:Hemitriakis japanica / 英名:Japanese topeshark)
関西では、大抵どの水族館にも 一尾ならず複数いる小型種の鮫。(← 大きくなっても1.5m程度までで、ヒョロ長~い体型のため実際よりも小さく見える (^^;)) 外見上も大きな特徴のない地味~なグレーの鮫なので、あえて注目する人は殆どいないと思いますが、私目線には、うっとりするほど優美な鮫の一種だと思っています✨ 京都水族館に、私が名前をつけたお気に入りの個体がいる(←最近見かけなくなりましたがw)こともあって、個人的に思い入れの深い種でもあります。
スラッと長いしなやかな身体に、どことなく上品な色っぽさを感じられる女性的な流し目(笑) マーメイドのような神秘的な美しさです!👍
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